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日を増すごとに春めいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
来る3月10日(日)に宇和津町・平屋住宅現場にて、
『あったか構造の体験会』を開催いたします。(雨天決行・10:00~17:00)
先月21日に上棟したばかりのこの現場では、現在硬質ウレタンフォームの断熱パネルの取付が終わり、
これから見学会までの間にサッシや換気システムの取付が行われます。
アンカーホームデザインの建てる家は全て、『気密検査』を行います。
下の写真は別の弊社現場での気密検査中の写真です。
サッシや断熱材の持つ性能値や換気システムが計算した通りに機能させるためには、
見えないくらいの小さな隙間であっても見逃すわけにはいけません。
隙間が多いと、いくら暖房や冷房を行っても空気が漏れてしまい、快適な室内環境が保つことができません。
言い換えれば、いくら高性能のサッシや良い断熱材をつかっても、
隙間が多い家ではそのポテンシャルを十分発揮できないということです。
つまり、暮らし心地を高めるためには、住まいの気密性は重要なポイントになります。
気密性能は、『C値』(隙間相当面積) として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、
気密性に優れていることを示し、
C値[㎠/㎡] = 家全体の隙間の合計[㎠] ÷ 建物の延床面積[㎡] で求めることができます。
ここで、C値がなぜ大事かということを、家に空いている穴の大きさに例えて説明してみます。
一般的な住宅のC値は『5.0』程度と言われていますが、
これは延床面積132㎡(約40坪)の家の壁に1辺約25.7cm四角の穴が開いているのと同じ同じことを示します。
これでは、計画的な換気はおろか、いくらエアコンで空調してもロスが出てしまいますよね…。
一方、スーパーウォール工法の家では、C値『1.0』(上記と同条件で1辺約11.5cm四角の穴)を基準としております。
さらに、アンカーホームデザインではC値『0.5』(上記と同条件で1辺約8.1cm四角の穴)以下で
お引渡しをすることを目標としております!
そんな、気密について大切な指標であるはずのC値なのに、
2009年の省エネ基準にて削除されてからは、現行では明確な基準は存在しません!
ゆえに、気密測定も義務ではなく、全ての建設会社でやってる訳ではないのです…。
(なぜ削除されたかは諸説ありますが、知りたい方は前 真之(著)『エコハウスのウソ』をおすすめします。)
ですが、気密をおろそかにする家は、住まう人の健康・快適のことを考えた家ではないと考えます。
あるアンケートでは、デザインや間取りで後悔する施主は少ないと言われますが、
『住んでみたら寒かった!or 暑かった!』と後悔されている施主は少なくないという結果が出たそうです。
もし、これから家のご計画をされるなら、『気密性能(C値)はいくらですか?』と、一言
建築会社に確認しておくことも失敗しない家づくりのポイントのひとつだと思います。
多少小難しい話になりましたが、
要は、『隙間のない家はあったかいし省エネだよ!』
ということです。
今回の『あったか構造体験会』は、
そういった完成してからでは見ることのできない部分にスポットを当てた見学会となっております。
平屋の暮らしにご興味のあるかたはもちろん、
家族が健康で快適に暮らせる家を建てたい方、
災害に強く、家族を守る家を建てたい方、
省エネで家計にやさしい家を建てたい方、
ぜひご来場ください!お待ちしております!
詳しいお問い合わせは、TEL:0895-49-5100
アンカーホームデザインまでお気軽にお問い合わせください!