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06/29(火)

【動画あり】宮下S様邸気密測定

アンカーホームデザインの藤本です。

昨日、宇和島市宮下にて建築中のS様邸にて気密測定を行いました。

「C値」という建物の気密性能の指標を表す数値を測定するためです。
数値が小さいほど、優れた気密性を持つ家になり、
家の壁にある隙間が少ないので、快適なお家に近づく、という訳です。

今回もその模様を撮影し、約2分の動画にまとめました。
お時間のある方はしばしお付き合いください。

測定結果は、C値=0.10㎠/㎡

今回のお家の実質延べ床面積が120.01㎡としたとき、
家全体の隙間面積が3.4cm×3.4cm≒12㎠しかないということなのです!
ちょうど、履歴書用の証明写真が縦4cm×横3cm=12㎠なので、イメージとしてはそのくらいですね!

ちなみに、従来の木造住宅(在来工法)で気密測定した場合のC値が5㎠/㎡くらいだそうです。
同じ面積のお家で計算すると、120.01㎡×5㎠/㎡≒約600㎠(A4サイズの用紙より少し小さいくらい)の
穴が開いてるイメージです。そりゃエアコンの効きも悪いですよね…。
下のグラフで見ると、総換気量の内、8割強の空気が家の隙間からの給気になるということなので、
換気システムを設置してもその性能は形骸化しているといえます…。
(グラフ出典:社団法人北海道住宅リフォームセンター)

今回は、測定に用いる整流筒(せいりゅうとう)も小さくしました。
普通、気密測定に用いる整流筒は154Φの径のものが標準的なのですが、
「超」高気密住宅を測定する場合、
標準径のものだと気密が高すぎて測定が安定せず、
エラーになることがあります。
そこで今回は超高気密住宅測定用の100Φのものを最初から採用し測定を行いました。

高気密・高断熱を謳う住宅会社は世に数多ありますが、
全棟気密測定してお引渡しをしている住宅会社は少ないのが現実です。
家の気密を数値化したC値はお家の快適性を示す重要なファクターです。
気密がしっかりとれていない住宅に、高性能な換気システムを採用しても、
その換気のポテンシャルを十分発揮することはできないどころか、
宝の持ち腐れになってしまいます。

今回の数値結果は、日頃現場で作業されている
職人さんたちの匠の技の賜物と言えるでしょう。

もし、省エネで一年中快適なお家をご計画されたい!という方の中で、
このような数値の示す意味、
そしてそれが実際にお家を建てて快適に生活を送るうえで、
どれだけ影響があるものなのかもっと知りたい!
という方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

家づくりについての個別相談会も随時行っております。
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