BLOGブログ

赤松

06/01(月)

常に新鮮な空気がめぐる「計画換気」とは?

アンカーホームデザイン・営業設計の赤松流空です。

これまでは、冬暖かく、夏涼しい家にするための「断熱(UA値)」と、その性能をフルに発揮するための、「気密(C値)」についての説明をしました。

ただ、隙間をなくして家を密閉してしまうと、空気がよどんで息苦しくなるのではないかと心配されるかもしれません。

実は、気密性を高めて隙間をなくすからこそ、計画した通りに家全体の空気を入れ替える「計画換気」が正しく機能するようになります!

 

結論から言うと、家に隙間があると換気扇を回しても空気は循環せず、部屋の隅々に汚れた空気が滞留してしまいます。

計画換気を確実に機能させるためには、家の隙間を極限までなくす「高気密化」が絶対条件となります。

例えば、穴の空いたストローを想像してみてください。いくら強く吸っても途中の穴から空気が漏れてしまい、グラスの飲み物をうまく吸い上げることができません。。

家も同じで、隙間(C値が高い状態)があると、換気扇の近くの隙間からだけ空気が入ってしまい、換気扇から遠いお部屋の空気はまったく入れ替わらないのです。

構造段階で天井裏に緻密に張り巡らされた計画換気(第1種熱交換換気)のダクト配管工事の様子

当社では「設計上の計算値」ではなく「現場のリアルな気密性能」を保証するため、すべての家で気密測定を実施しています。

前回、弊社では全棟で棟上げ直後に気密測定を行い、隙間を徹底的になくすとお伝えしたのは、この換気を確実に行う為でもあります。

当社の気密性能は、過去の平均C値で「0.2 c㎡/㎡」という厳しい自社基準をクリアしています。

隙間を限界までなくすからこそ、お家の中の生活臭や湿気をきれいに外へ排出し、常に新鮮な空気を取り込むことができるのです!

アンカーホームデザインの施工現場で専任技術者が気密測定器を用いてC値を実測している様子

計画換気によって湿気を家の中に留めないことは、住まいの寿命を延ばすために最も重要なポイントです。

湿気を家の中にとどめないことは、壁の中の結露を防ぎ、カビやダニの発生を抑えることにも直結します。

私たちが30年間にわたる定期点検でお客様のお家を見守っていく中で、見えない部分を湿気から守り、建物を長持ちさせることは非常に重要です!!

高性能なスーパーウォール(SW)工法の壁パネルとサッシ周りの丁寧な気密・断熱施工の様子

今回までは「快適性と健康」に焦点を当てたものになっていましたが、次回からは「安全性」に焦点を当てていきます!どうぞお楽しみに!